身体的自由

身体の中しか使わない

こと身体に関して鍛えずに強くなる事は可能かと問われれば、可能ですと答えます。では全て脱力でチカラというものが何も無ければよいかというと、そういうことでもありません。今回は身体のどの部分をどの様に使うと効率が良いか書いてみたいと思います。

大きく分けて、身体には2つのチカラが存在します。

一つは外側のチカラ。

主に表面にある筋肉等を鍛えることによって発揮することが出来るスポーツ界などでも誰もが追い求めているチカラではないでしょうか。

自身の記憶では、中学ぐらいになると急に筋肉を鍛えようという流れが出てきた様に思います。

これに関しては一部の特殊な例は除いて、ほとんどの教育者がそう教えているのではないでしょうか。

中学などはまだまだ子供です。

その時に物理的に大きい大人が、こぞって筋肉を鍛えることが大事だと言い、それに疑問を持ったところでその大きな筋肉のチカラにモノを言わされるのでそうなのかと錯覚してしまう問題をはらんでいるのではと感じます。

自分より幼い子供に対して、じゃあその身体で俺を倒してみろと言われても常識的には無理と思ってしまうでしょう。

ただそのチカラは、より大きなチカラにより否定されてしまうチカラでもあります。

そのためには、通常技や心を鍛えるというものに移行していきます。

これが勿体無い。

殆どの人が使用していない、内側の力。

このチカラはインナーマッスルといったり丹田のチカラといったりするものです。

このチカラを引き出すためには、身体のある部分に制約を作る必要があります。

そうすることよって初めて動き出すようなものです。

鍛えるという概念ではありません。

内側のチカラはとても大きいにも関わらず、他の部位が働いているとただただサボる癖があります。

動かなくても生きていける。

そんな場合はちゃんと発動しません。

動きさえすれば、楽に大きなチカラがでるにも関わらずです。

必要がなければ使わない。

使わなければ使い方自体を忘れてしまう。

なんでも一緒です。

基本的に武術が疲れにくく、不思議な動きになっていくのか?

それは一般的にはあまり使われない内側のチカラを使っているからです。

内側の筋肉、ではなく使っているのは内側のチカラの収縮と解放です。

だからこそ見えない。

だからこそ技が神がかったように見える技になる。

実は使っている部分が違うだけ。

概念を知って、それを実行出来れば誰でも第2のチカラは使えますよ。

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