当たり前の話ですが、
頭と足先は繋がっています。
物理的にも当然のことではありますが、動作においても、重心移動においても繋がっていると考えます。
本来頭だけとっても、
とても重いものです。
その重いものが、
前に倒れれば当然爪先側に重心が移り、
後ろに倒れれば踵側に重心が移る。
当然過ぎて、
普段においては気にもならないことだと思います。
その前提を疑うことが、
身体を知る第一歩。
なぜそうなるのか。
頭と足先が繋がっているとしたら、その間にある身体はどう変化しているのか。
どの部分が緊張して、
どの部分が弛緩して、
何処がどの様にして連動していくのか。
事細かに解き明かしていく。
こんな時間があっても面白いと思います。
前提を疑問に思い深掘りしていく。
その世界が観えるようになると、
観えなかった世界にはもう戻れません。
その視野を無限に拡げる第一歩です。