人生論

見えない恐怖がなくなると、人は動けるようになる

新しいことに挑戦しようとしたり、一歩踏み出そうとしたりする時。

いつだって足を止めるのは「見えない恐怖」です。

もし進んだ先に底知れない穴があるかもしれない、あるいは足元が崩れるかもしれないと思えば、どれほど強い意志を持っていても、身体は本能的に進むことを拒みます。

恐怖の正体とは、究極的には「命の危険」に対する防衛本能だからです。

「肚の入った姿勢」を身に付けることを提唱している最大の理由は、このバランスを崩すことへの恐怖から、あなたを解放するためです。

姿勢が崩れ、重心が不安定な状態では、脳は無意識に「いつ転倒してもおかしくない」という警報を出し続けます。

この微細な不安が、人生のあらゆる決断や行動を鈍らせているのです。

「何があっても倒れない」「崩れてもすぐに立て直せる」という確信が身体に宿ったとき、はじめて人は、未来への一歩を軽やかに踏み出すことができます。

真の安心を得るためには、表面的な言葉の慰めではなく、あなた自身の身体というハードウェアを本質的に変える必要があります。

肚が据わり、大地と繋がっているという身体感覚こそが、何ものにも代えがたい「動ける理由」になるのです。

もちろん、未知の世界へ進むのは誰だって不安なものです。

その安心が「本物」であることを知るには、先にその道を進み、恐怖を乗り越えて立っている人の姿を見ることが一番の近道です。

わたしは姿勢家としてその背中を示し続けたい。

身体のOSを書き換え、内側から湧き上がる安心を手に入れたとき、あなたの人生はこれまでにないスピードで動き出します。

恐怖を消すのではなく、恐怖に負けない「土台」を共に築いていきましょう。

立芯《旅する姿勢家》

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