人生論

最高傑作は次回作

昔様々な競技をやる中で、試合というもので優勝することなどにあまり興味が湧きませんでした。

けれども練習や稽古は大好きで、そのもの自体にはのめり込んでいたものの名誉が欲しいという感情がないことに周りとの違和感が常にあったことを覚えています。

勝とうが負けようがそれは長い人生の中では途中経過でしかなく、理想とする常に向上する世界観では一時の名誉だけをとって引退という世界線では生きたくないということが本音だった気がします。

結果や成果を出すことは尊いものです。そこに向かうための備えや、プレッシャーというストレス、死戦を共に潜り抜ける友情など得られるものは計り知れません。

ただそれは手段なだけであって、目的ではないという感覚です。

勝つこと、ひいては優勝することが目的になるとどうしても近視眼的にみることが必要になります。

それはそれで価値を見出すことはできますが、そうではない人も一定数いるのではというところが個人的な意見です。

人生は長く「昔は良かった」という過去の話だけをする人間ではなく、今を楽しみ、未来の自分自身に希望もって生きるという選択肢もあって良いのではと思っています。

1日1立を基本とする「大和の姿勢講座」では効果や成果はやれば当然出ることは当たり前として、如何にこの身体に可能性があるのか。

死ぬまで成長・向上していけるのかを知り、それを全員で体現して楽しんで進むということを主としています。

〇〇が出来たから完成。

そんな世界観ではなく、ずっと成長途上という世界観の造り方を姿勢を通してお伝えしているところです。

全盛期は今。それが過ぎたら終わり。

それでは希望が持てません。

最高傑作は何?と聞かれたらいつでも次回作!と言えるような生き方をしていきたいと思います。

「死ぬ時が最強」この言葉を胸に、これからも常に登り続けていきます。

立芯《旅する姿勢家》

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