この日本において気という言葉は気配り、和気あいあい、気品、元気、気長などなど挙げればキリがないほど日常生活の中に溢れています。
にも関わらず「気」という単独の単語を説明しようとすると、急に怪しげに聞こえたりしないでしょうか。
「元気がある」「元気がない」一つとっても誰が見ても分かるようなものにも関わらずです。
その原因は「気」そのものを追い求める姿に嫌気がさしているのではと思うところがあります。
元気はそこに在るものであり、元気を意図的に増やすとなると少し疑問が湧きます。
既に在るものをどう活かすか?
それが気の本来の使い方になります。
容量自体は器を拡げることで増やすことも出来ますが、自身の内部で使うものは消費もされます。
なので最終的なお勧めは、外の力をいかに活用するかになります。
昔何かで読んだ外気功という概念に近いかもしれませんね。
既に在る自身の外にある理を感じとり、我を消すことによってその理を理のままに使えるように導く身体を作ることが1日1立で養う大和の姿勢になります。
気の存在なくしては様々な事象の説明が困難を極めます。
かと言ってこれは「気」です、と言ったような表現に逃げないように言語化と自己の体現、そして自己以外の再現性を持って上手に活用していきたいと思います。
立芯《旅する姿勢家》
公式LINEでは、「1日1立」を暮らしに取り入れるヒントや、静かな時間を育てるための考え方をお届けしています。
あなたの日常が、少しでも深く、芯のあるものになりますように。
ぜひこちらからご登録ください。
立芯の公式LINEはこちら
https://utage-system.com/line/open/plHHp6JPJn3m?mtid=K9XNld7RWG5D
◎立芯の初出版電子書籍
「世界一やさしい姿勢の極め方」
↓Amazon直リンク↓
