何年も前から取り入れている習慣の中に四つ足歩行があります。
なんてことはないありません、手と脚を地面に着けて前後左右に歩く。
それだけの動作のことです。
人は赤ちゃんの時期にハイハイから移動を始めます。
正確にはズリバイかもしれませんがそれでもかまいません。
そして、
子育てあるあるのような話ですがハイハイの時期が長ければ長いほどこれからの人生の上で役に立つ能力が身に着くと聞いたことがあります。
色んな意味やCASEがあるのでしょうが、自分の解釈でもその方がいいだろうなと思う理由が二つあります。
一つは、
手が常に地上に着いていることにより、手の感覚が研ぎ澄まされること。
具体的には、
こけた時などに咄嗟に手が出るような感覚が養われます。
もう一つは、
身体が一つに纏まって動くということ。
逆に言えば、
四つ足で歩く時身体をバラバラに動かすことが出来ません。
何かしらの負荷が全体に作用し、慣れてくると動くことがとても楽になります。
先の赤ちゃんの時期にと書きましたが、これをその時期だけに限定する意味はないと考えます。
要は、
成長した今となってもその動作は身体を覚醒するために行えば良いのです。
手の感覚が養われれば、
ボールを捕る、
相手を掴む、
物を持つなどなど優位になるものは多岐に渡ります。
また、
どのスポーツや生活習慣の話にしても身体を全体をバランス良く使うようにというアドバイスはよく聞くでしょう。
それがこんな簡単な動作を行うことで養われるのです。
人目を気にせず、
やってみると如何に手の感覚や身体の纏まりなどに気を使わず生活してきたから解ると思います。
古来の日本では、
雑巾掛けなどが行われていました。
あれはいい習慣だったと思います。
毎日の習慣として積極的にあの動作は取り入れたいと思っています。
場も綺麗にもなるし、身体も進化する。
まさに一石二鳥。