身体的自由

無駄を省いた先に辿り着くもの

無駄を省くというとについて、身体の向上についても無駄を省くことはとても重要なことであると考えています。このことについて解説したいと思います。

身体操作の無駄とは?

それは、

必要以上の力を使うことにつきます。

力を必要以上に使うその弊害は、極度の疲労や怪我にまで繋がるものになります。

表現を変えるなら無駄を非効率と言ってもわかりやすいかも知れません。

結果を得るための動作は、簡単シンプルで疲れにくく、小さい動作で最大の力が生まれる動作が理想的だと考えます。

そこでとても重要な感覚として、自身の感覚で頑張っている感がある動作は注視しておきたい感覚です。

いかにも力が出ているという感覚の動作は、経験上大きな力が伴っているように見せかけて実はたいした力が出ていないことが多いからです。

例えば、

野球のスイングでホームランなどを撃ったときの感覚としてスコンと手に力を感じずに振り抜き飛んでいくようなものが正解。テニスでもゴルフでも全く同じことです。逆に手に感触が強く残るような感触はあまり気持ち良く飛ばないことが多くはないでしょうか。

どんな競技にしても格闘技などにしても。

拍子抜けするくらい感触がないくらいの方が良い結果が出ます。

あの感覚を意図的に再現出来るととてもいいパフォーマンスが継続出来ます。

性別も年齢も関係ありません。

自身でその感覚を見つけ出し、その感覚を研ぎ澄ますことの出来る人は俗にいう天才なんだと思います。

また人を見て、その無駄を省いていくように的確にアドバイス出来る人は名コーチなのだと思います。

何が効率良くて、

何が効率が悪いのか。

その差が分かってくると、その差を埋める作業(練習や稽古)が時間を忘れるくらい楽しいものになります。

結果は後から付いてくるもの。

逆にその目的のない練習は、こなすことが目的となりやすく個人的には目標を見失いやすいと考えます。

断捨離ではありませんが身体をどう活用すれば良いかは無駄に気付き、それをどう省いていくか。

その先に

スピードを超えるものに辿りつくのではないかと思います。

そんな達人みたいな人生を経験したいと思いませんか?