失敗は、誰にでもあります。
けれど、ふと立ち止まって自分を観察してみると、
「最初から失敗するつもりだったのでは?」と感じることがあります。
たとえば、呼吸が浅いまま始めた会話。
身体が崩れたまま挑んだプレゼン。
心ここにあらずの状態で受けた稽古。
それは、無意識のうちに「うまくいかない前提」で構えてしまっているような姿です。
わたし自身、過去に何度もその癖に気づかされてきました。
“姿勢”とは、今この瞬間に「どう在るか」の現れです。
そして、それはそのまま「どこへ向かおうとしているか」の準備でもあります。
たとえば、足の裏がちゃんと地面に触れていないとき、
わたしはよくこう問いかけます。
「しっかりと立つ準備をしていませんね」と。
同じように、背中が反っていたら
「諦める準備をしていませんか?」と問いたくなります。
わたしたちは無意識に、“未来の結末”を、姿勢や呼吸で選んでしまうことがあります。
だからこそ、成功を目指すなら、まず「成功する準備ができている姿勢かどうか」を整えることが大切なのです。
呼吸を深くし、身体をリラックスさせ、静かに立つ。
たったそれだけで、人は「失敗する準備」から「進む準備」へと、内側から変わり始めます。
まずは今日、自分の立ち方、座り方、息の深さをそっと見直してみてください。
もし何かが縮こまっていたら、それは“本気になっていない合図”かもしれません。
立芯《旅する姿勢家》
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