「好きなことだけで生きていくことはできない」
昔からよく聞く言葉です。この言葉を聞くたびになぜそのような結論になるのか、いつも不思議に思っていました。
もちろん、生きていくためには、誰かに価値を提供し、その対価として報酬を得る必要があります。
しかし、それが「好きなこと」ではいけない、という理屈にはなりません。むしろ本当に好きなことでなければ、人生の荒波を乗り越えるだけの情熱は続かないのではないでしょうか。
好きなことで生きていくためには、それが「仕事」に変わる過程を、深く知る必要があります。
それは、自分の好きなことが、他者にとってどのような価値を持つのかを、徹底的に探求することです。
21年継続してきた「一日一立」の稽古も、初めは単なる個人的な探求でした。
しかし、この「立つ」という行為が、多くの人の人生を芯から整える力を持つと知った時、それは自身の好きなことから、他者に提供できる価値へと変わったのです。
「一日一立」を通して、あなたが本当に好きなこと、そしてそれが持つ本質的な価値を見つけてください。
本当に好きなことであれば、どれほど厳しい試練が訪れても、あなたは楽しみながら乗り越えることができるでしょう。
好きなことだけで生きていくことは、決して夢物語ではありません。
それは、あなた自身の「好き」を、誰かの役に立つ形へと昇華させる、静かで確かな決意から始まるのです。
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