人生論

基準値はどこまでも高く

努力という言葉ほど、人によって意味が変わるものはありません。

ある人にとっての努力は、1日1分の積み重ね。別の人にとっては1日1時間。さらに別の人にとっては1日10時間。同じ「頑張っています」という言葉を使っていても、その中身はまるで違います。

そしてこの基準値の違いには、周りの環境が深く関わっています。1日1分が当たり前の場所にいれば、それが自分の普通になる。1日10時間が当たり前の場所にいれば、それが普通になる。基準値というのは、自分が思っている以上に、今いる場所によって作られているものです。

ここで大事なのは、周りと比べてどうか、という話ではないということです。「あの人より頑張っている」「あの人より遅れている」。そういう比較は、基準値を上げることとは何の関係もありません。問題は、自分自身の基準値がどこにあるのかを正確に知り、それを自分の意志で引き上げられるかどうかです。

世界は広い。自分が見えている範囲だけが世界ではありません。もっと高い基準で生きている人がいる。もっと深い稽古を積んでいる人がいる。それを知ることは、自分を否定することではありません。自分の基準値を選び直す材料を得ることです。

もちろん、目的地に早く着くことだけが正解ではありません。けれど、自分がどの基準値で生きているのかも知らないまま、「やっている」と思い込んでいるとしたら、それは一度立ち止まって見直した方がいい。

基準値を上げるとは、無理をすることではありません。無駄な出力を消し、同じ時間でより深く、より遠くへ進む設計に変えることです。頑張る量を増やすのではなく、頑張り方の質そのものを変える。それが、僕の言う身体のOSを書き換えるということでもあります。

どの基準値で生きるのか。それを自分で選び、自分で決め、自分の足で立つ。その選択の積み重ねだけが、悔いのない人生をつくっていきます。

あなたの日常が、少しでも深く、芯のあるものになりますように。

立芯《旅する姿勢家》

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