身体的自由

「武」のある暮らし

「武」というと、少し近寄り難いようなそんなイメージを持つ人がいるのではないでしょうか。激しい道場のイメージ、荒々しく戦う人のイメージなどなどそんな話もよく聞きます。ただ、僕のイメージする「武」とは、「積極的な護る力」そんなイメージでお話ししています。この事について詳しく書いてみたいと思います。

「武」という意味を調べてみると、戦って勝つ力がある。つよい。たけだけしい。そんな意味があるみたいです。

試合で勝つ。

喧嘩で勝つ。

はたまた護身術。

一般的なイメージはこんなところではないでしょうか。

僕のイメージする「武」とは?

強さというものは結果なだけであって、豊かな人生を送っている人こそ「武」そのものだなというイメージを持っています。

武を追求するのではなく、武そのものが既にそこに存在しているという感覚です。

ここには、辛いやキツいなどの感情はありません。

身体について、

動作について、

相手に対して、

社会に対して、

そして世界に対してどの様に向き合っていくか。

知識や知恵を身につけ、身体は健康の一途を辿る。

ただそれだけで、豊かな人生を送れると思っています。

技術や対応力などは枝葉に過ぎません。

闘うということも、本当の最後の最後どうしても避けられないのであればそうする可能性があるだけで、本来避けるべき緊急事態です。

穏やかに一生を送りたい。

そんな人生を送るために武を学ぶ。

そして大切な人達にも穏やかに過ごしてほしい。

これは個人的な願いでもあります。

ただ心の中で祈っているだけでは現実は変わらないと考えます。

行動する。

現実を変えるには、生きたいように生きるにはただただこれしかないと思います。

「武」を服を着るように身に付ける。

それもさり気なく。

凛々しさも、

美しさも、

猛々しさも、

全てが同居するその佇まいを目指す。

目指すというより自然とそうなるもの。

良い循環を創り出す起点として、そろそろ動き出していこうかなと思う。

そう思うだけで益々楽しくなってきました^_^