人生には、予想もしない試練や、すべてが尽きてしまったかのように感じる瞬間が訪れます。
心が折れそうになり、もう立ち上がれないと諦めてしまうこともあるでしょう。
しかしどんな時でも「息を吹き返す」気概こそが、人を真に強くすると信じています。
「息を吹き返す」とは、ただ元に戻るという意味ではありません。
それは、絶望の中でも、自分自身の内にある生命の炎を再び灯し、新しい一歩を踏み出すことです。
この気概を持つことができれば、一度や二度の失敗や挫折は、あなたを終わりにするものではなく、より深く、より強くなるための準備期間へと変わります。
継続の極みである「一日一立」の稽古も、その気概を養うためのものです。ただまっすぐに立つ。その行為は、どんなに打ちのめされても、あなたの身体は、そして命は、常に立ち上がろうとしているのだという、根源的なメッセージを伝えてくれます。
「たゆまぬ一立(ひとたち)に、すべてが宿る」。
何があっても、呼吸を止めず、立ち上がり続けること。
そのたゆまぬ継続の中に、あなたの人生を何度でも再生させる力、つまり、いつでも息を吹き返す強さが宿るのです。
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