人生論

できる、使いこなす、極める

何事も、まず「できる」ようになるには、その行為そのものに慣れ親しむ時間が必要です。

それが、技術であれ、人との関わりであれ、まずは試してみる、というところから始まります。

次に、それが「できる」ようになったら、今度は「使いこなす」段階へと進みます。

これは、ただ表面的な知識やスキルをなぞるのではなく、自分自身の感覚と響き合わせて、最も効果的な使い方を見つけていくプロセスです。

わたしが「一日一立(いちにちひとたち)」という教えを続けているのも、

この「使いこなす」という領域を深めていくためです。

わたしの「肚(はら)」という感覚は、

まさに立つことを通して、内側から使いこなす智慧なのです。

そして、その先にあるのが「極める」という境地です。

これは、一つのことだけを突き詰めることではありません。

「できる」ことや「使いこなす」ことを通して得た智慧が、人生のあらゆる場面で自然と活かされる状態。

つまり、自分という存在そのものが、

一つのことの真髄と一体となることです。

それは、わたしの言葉で言えば、

「肚」が定まり、生き方そのものが整った状態です。

あなた自身の内にある、まだ見ぬ力を「できる」から始め、

「使いこなす」ことで自分だけのものにし、

やがて「極める」という生き方そのものへと変えていきませんか。

そのための第一歩は、いつも、あなたの足元にあります。

立芯《旅する姿勢家》

姿勢の智慧を深めたいあなたへ

公式LINEでは、日々の実践から得た、より深い洞察をお伝えしています。ぜひご登録ください。

https://lin.ee/nqyv5oO