人生論

インフレリスクと身体の衰えは似ている

もし、日々の生活の中で「気付いたらお金の価値が下がっている」というインフレリスクを感じているなら、それと同じ静かな危機感が、「気付いたら身体が衰えている」という現象にも当てはまることに気づくかもしれません。

この二つの現象は、非常に似ています。

どちらも、日々の小さな変化が積み重なり、ある日突然、大きな問題として目の前に現れるからです。

インフレは、昨日と同じ額のお金で買えるものが少なくなるように、身体の衰えは、昨日と同じ動作ができる範囲が、少しずつ狭くなっていきます。

そして、その変化は、意識して見つめなければ見過ごされてしまいます。

では、この二つの静かなリスクに、どう対処すべきでしょうか。

経済的なリスクに対して、多くの人が「投資」という手段で対策を講じます。それは、単に現状維持をするのではなく、未来の価値を能動的に高めていくための行動です。

身体的なリスクへの対策も、同じ姿勢で臨むべきです。その「投資」にあたるのが、正しい姿勢を身に付けることです。

「一日一立(いちにちひとたち)」は、まさに身体への未来投資です。

立つことで、全身の仕組みを整え、老化によって失われがちな芯の強さと回復力を能動的に高めます。

身体の軸が定まると、思考のブレも減り、人生全体のリスク管理能力が向上します。

インフレは止められません。

しかし、その影響を最小限に抑えることはできます。

身体の衰えも自然なことと思われがちですが、正しい姿勢を身に付けることでその進行を止め、いつまでも力強く立ち続けることができるのです。

立芯《旅する姿勢家》

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