結論、正しい姿勢で尚且つ軽めであればやっても良いが、特に行う必要は無しと考えます。
ストレッチの目的とは？というところになるのですが、
筋を緩める
刺激を与える
可動域を上げる
血流を流す
そんなところでしょうか。
結果としてパフォーマンスを上げることに繋げたり、疲労をとったりというものが一般的だと思いますがこの目的が本当に叶っているかは甚だ疑問ではあります。
パフォーマンスが上がるのであれば、ストレッチを入念にしたあと直ぐに動くことは出来るでしょうか？
大概はそこから時間を経たせるか、軽く動かして慣らした後でないと激しくは動けません。
要はストレッチで行う動作は、動く動作には直結していないということです。
また疲労をとったり緩めるという目的に対しては、ストレッチは引っ張る動作なので筋的には運動です。
ある意味筋トレと同じ部類だと考えます。
また緩めるという目的だとしてもストレッチを行なった部位は基本的に固くなります。それは上記か原因だからです。
緩めるならば施術なので緩めればよく、パフォーマンスを上げるなら肚に全身を繋げる方が非常に実用的です。
ただ一つ問題なのは、
即席で施術を行い出来ればセルフで緩められたり、
肚を使える、または伝えられる指導者がまず居ないということがあげられます。
これが勿体無いところです。
だからストレッチという概念が残るしかない現状です。
だからこそ目的と手段が一致することが必要です。
その手段が見当たらないから簡単に出来るもので代用する、ではその先に進むことは出来ません。
ストレッチ一つ、体操一つもう一度初めから構築する必要があると思います。
古来の日本の姿勢、そして身体操作を思い出す。
それがこれからの健康資産に結びつく道だと信じています。
立芯《旅する姿勢家》
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