正々堂々という概念。
これはスポーツなどを行う際にとても大切にされているものです。
卑怯なことをするな
ルールは守れ
正々堂々戦え
これらは一見するとまともな感覚に聞こえますが、こと武術側から観ると間違いだらけの概念になります。
というよりかは、そのようなルールに縛られれば縛られれるほど戦いやすくなるので知って欲しくないということが本音かも知れません。
知識は武器です。
ルールに縛られていることに気付いた人から、この世は何処までも自由だということが身に沁みて感じるでしょう。
ただ自由過ぎると何をして良いか分からなくなる、ということも考えなくてはいけなくなります。
ルールの幅を拡げるとは、無限の領域に足を踏み入れることになるからです。
殴り合って勝つだけではなく、蹴りもあり、投げるもあり、武器もあり、多人数もあり、毒もあり、買収、裏切りなんでもありです。
本来生き残るためにはこれらのことにも対処しなければいけないものではありますが、それを生活に取り入れている方々が武術家です。
人の心理の逆をつく、そんなことを大真面目に研究し尽くしている世界なのでズルいということは褒められる技術とも言えます。
ズルさを狡猾さを身に付ける。
これは生き残るためには必須なスキルであり、騙されたり嵌められたり貶められないようにするためには知ることが1番の護身になります。
日常から裏をかくことを息をするように行い続ける。
正々堂々という言葉は強者の作ったルールかもと疑うことも一つかと。
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