「やろうと思ってはいるんです」
「タイミングがきたら始めようと思ってます」
そんな言葉を耳にすることがあります。
けれど、本当に人生が動き出す瞬間というのは、いつも「今日」、そして「今ここ」にしかありません。
始めるというのは、勇気の要る行為です。
今までの習慣を変えることになるし、
不安定なところに足を踏み入れることにもなる。
それでも、立つのです。
一歩を踏み出す人に、必ず何かが起こります。
わたし自身も、姿勢の稽古を始めた頃は、身体がうまく動かず、思うように立てない日もありました。
でも、毎日「今日から」のつもりで立ち続けました。
昨日どれだけ上手くいかなくても、
昨日どれだけ積み上げていても、
「今日、また立つ」ことに意味があります。
その気概こそが、身体に宿る。
そして、人生に現れてくる。
気概とは、外に見せるものではなく、
静かに内側に燃えている小さな炎のようなものです。
誰に知られなくてもいい。
ただ、今日から始める。
その一点に、凛とした美しさがあるのだと思います。
姿勢も、生き方も、結局は同じです。
「気概を持って今日を始める」
その繰り返しが、やがて誰にも揺るがされない軸を育ててくれます。
さあ、今日からまた始めましょう。
『1日1立』、立つところから。
立芯《旅する姿勢家》
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