真面目な人ほど、練習や稽古を休むことに罪悪感を持っていませんか?
「休んでいる間に差をつけられるのではないか」「努力が足りないのではないか」と、自分を追い込んでしまうかもしれません。
しかし、真の継続とは、ただ続けることではなく、休むタイミングを見極め、意図的に休むことの中にあります。
休むことは、稽古の中断ではなく、稽古の一部です。
どれほど優れた剣でも、研ぐことを怠れば刃こぼれします。
それと同じで、わたしたちの身体と心も、適切な休養がなければ、疲弊し、効率が落ちていきます。
疲れた状態で無理に続けた稽古は、新しい癖を生んだり、怪我の原因になったりするだけで、真の成長には繋がりません。
「一日一立(いちにちひとたち)」の稽古は、自分自身の「肚(はら)」と対話する時間です。
この対話を通して、心身の状態を冷静に把握し、「今は休むべき時だ」という内なる声を聞き分けることこそ、稽古の本質です。
休むことは、力を抜くこと。
力を抜くことで、長年の緊張が緩み、再び立つ時に、より深く、より安定した軸を見つけることができるのです。
休むことに罪悪感を持つ必要はありません。
休むことも稽古の内だと理解し、賢く休むことこそが、あなたの成長をたゆまず継続させるための、最も重要な技術です。
立芯《旅する姿勢家》
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