立芯道場を開始してもうすぐ3年が経ちます。やりたい事や伝えたい事は何も変わらず、身体的自由を手に入れてもらいたいその一心で続けてきました。達人を養成し共に語り明かしたい。これが偽らざる本音です。このことについてもう少し深掘りしてみたいと思います。
一貫して伝えたいことは、身体の芯を持つとはどういうことかを体感レベルで知ってもらうことです。
これにつきます。
芯を創ると身体がどのように変化し、相手にどのように作用するか。
それを直接体験してもらい、そんな世界があることを直に知ってもらう。
これは
ぼく自身が過去にとても知りたいことでした。
見ることも出来ず、体験することも叶わず、数年かけてチャンスが訪れればそれは求めていたものでなかったという絶望感と焦燥感。
このままでは死ぬ迄に間に合わないなと諦めかけたこともありました。
しかし
結果として間に合うところが人生の面白いところではあります。
武術に限らず、何事もステージが上がれば自然と敷居が高くなることは理解出来ます。
けれども、
昔から知りたいときに、やりたいときに、リアルタイムで体験したい。
その想いは今も変わらず持ち続けています。
いつかホリエモンさんがこんなことを
言ってたという話を聞いたことがあります。
寿司職人のことについての話で、長い期間の修行や苦労によって手に入れたものは価値がある、というのは偏見であり、寿司職人の修行というのは若手を安月給でこき使うための戯言に過ぎないとかなんとか。
うろ覚えですが、確かこんなニュアンスだったような話です。
何年も修行を続けること自体は素晴らしい。
それ自体にはなんの疑問もありません。
しかし、
何年も続けないと会得出来ないのかというとそうすることも出来るし、早く会得させることもできる。
要は教える人次第ということも言えるのではないでしょうか。
早く教えて損をすることは何か？
人生には限りがあり、時間を無駄には消費したくありません。
なので、求める人には直接全てを伝えるようにしたいます。
どう使うかはその人次第。
昔の自分みたいな価値観の人がいれば、今の立芯道場をどう評価してもらえるかいつか聞いてみたいなと思います。
