予防というと若干受け身になってしまうのは僕だけでしょうか。言葉とは不思議なモノで、今は大丈夫というニュアンスを少しでも感じるとそのままを維持しようとしてしまいます。そこが落とし穴でもあることを書いてみたいと思います。
今が良いから、これからも良いだろう。
この思考はかなり危ないと考えています。
なぜならば、
ゆっくりとした下り坂、しかも下っていることが分からないくらいであればあるほど気付かないものだからです。
しかもこの思考には落とし穴もあるのですが、それは現在地が良いモノであると何を持って決めてつけていたかということです。
なにも感じないから、痛みがないからと言ってだから健康か?と問われればそれはまだ不十分です。
下には下がある様に、上には上があります。
現在地に満足してしまったら、緩やかな後退は余儀なく訪れるでしょう。
これらの問題を解決する方法。
それは積極的に身体を良くすること。
もっと言えば、
良くする方向に常に進んでいること。
ここがキモになります。
お金が少しずつ減っていくことが嫌な様に、健康も少しずつ悪くなっていくことは身体的は勿論のこと精神的にもキツくなります。
その後キツイと感じているのも束の間、段々とそれ自体が慣れてきてしまい気にならなくなってしまう。
気にならなくなることと、健康が維持されているかということはイコールではありません。
健康になり続けるためには、
ほんの少しずつで良いので、健康の方向に向かっていくことが必須事項です。
まずは日々の習慣を変える。
するといつの間にか健康が手に入ることが出来るでしょう。
いつの間にかということがとても価値があるモノだと思います。