前回健康で在り続ける人が周りに極端にいないことが問題だと書きました。ではその原因は何処にあるのか。解決するためにはまずその原因を探るところから始めたいと思います。
歳をとれば体力が落ちる。
健康で在り続けることは難しい。
これが世間的には一般常識ではないでしょうか。
けれども健康で在り続ける人は確かに存在します。
しかしかなりの少人数であることは間違いありません。
これが周りにそういう健康体の人が少ないという問題点になります。
ではその原因は何か。
その健康体というものをそもそも殆どの人が知らないということ。
知識としても教わる機会はなく、教える側も会得している人は皆無。
これが現状ではないでしょうか。
少なくとも僕の生きてきた世界線では、本当の姿勢を教えてくれる教師は1人もいませんでした。
でもそれは教師の責任でもなんでもなく、そういうものがあるということを知っている人が拡めなかった怠慢さが原因だと言えると思います。
ではなぜ拡めようとしなかったのか。
それは正しい姿勢が伝わる機関が、武術にしかなかったからです。
武術の姿勢は肝心要のものであり、おいそれと教えられるものではありません。
しかしながら代々秘密裏に教えて次の代に繋ぐことが出来たという証拠でもあります。
伝え方は存在します。
ならばあとはその間口を拡めることができるかが問題ではないでしょう。
そうすれば問題や原因がわかり解決案が導き出されます。
原因である、本当の姿勢を教えられる人を創る。
良い仕事だなとつくづく思います。
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