姿勢を整える理由は、人それぞれです。
美しく見せたい、動きを良くしたい、集中力を高めたい。
あるいは、武術の技を深めたいという人もいるかもしれません。
けれど、どこまでも稽古を深めていくと、
そのすべてがある一つの場所に還っていくのを感じます。
それが、「健康」です。
健康と聞くと、どこか当たり前のようで、
時に軽く受け取られがちかもしれません。
けれど、ほんとうに姿勢を極めていくということは、
ただ見た目を整えることではなく、
内臓の位置、血流、呼吸、精神の安定までを含んだ、
“生き方全体の調律”でもあります。
立つということは、身体全体を深く知ることです。
力の入れ方、抜き方、軸の通し方、重心のありか。
それらすべてが、少しずつ整えられていくと、
痛みが減り、呼吸が深まり、疲れにくくなっていきます。
それは、結果として「健康」という形になって現れてくるのです。
わたし自身、姿勢を深めていく中で、
“動けること”や“疲れないこと”のありがたさに、何度も救われてきました。
それは、特別な何かではなく、日々の選択の積み重ねによってつくられたものです。
姿勢を極めるというのは、
最終的に「より健康に生きられる自分を育てていくこと」。
そして、そういう自分でいるからこそ、誰かを支えたり、共に生きたりできるのだと思います。
技でもなく、理論でもなく、原点はやはり「健康」。
その大切さに、今日もまた立ちながら気づかされています。
立芯《旅する姿勢家》
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あなたの姿勢が、今日の健康を支え、明日のいのちを守ってくれますように。
