呼吸が止まると人は死にます。それは人類共通の決まりごとでもあり、とても大事なことだと誰にでも理解出来るのではないでしょうか。ただ日常では呼吸をすることはあまりにも当たり前過ぎて意識することなく行っている動作に過ぎません。様々な分野でも呼吸が大事と言われている中で、僕の思う呼吸の力を書きたいと思います。
結論から話します。
呼吸一つで身体の全てが変化します。
また自身だけの話しだけではなく、相手の呼吸をコントロールすることにより強くも弱くも自由自在にできるような奥の深いものでもあります。
なぜそうなるのか?
その一つは呼吸は命に直結していることが関係しているのではないかと考えます。
最初に話しました、呼吸が止まれば死ぬという事実。
呼吸の乱れは、身体の乱れ、ひいては命の危険性が上がることを意味します。
その状態で大きな力を効率よく使うなんてことは難しいと誰でも簡単に想像が出来るでしょう。
動物も含めて興奮すると息が荒くなります。
戦闘態勢といえばそうですが、ここで力み過ぎることは身体が不自由になってしまいがちです。
試合の前に興奮して息が上がり、始まる前から疲れてしまうあの感覚です。
緊張がピークになると、身体が思うように動かず身体もガチガチになってしまいがちです。
その時の荒い呼吸。
それが穏やかに循環するような呼吸だとどうでしょうか。
少なくとも頭は冴え、視野も広がり、判断も冷静に出来ます。
戦いにおいては、異常事態ではあるので日常とのスイッチは切り替えが必要ではあります。
ここは動物のように早ければ早いほど対処しやすくなります。
ただ呼吸を変えることなく、スイッチを切り替えることが出来たなら普段通りの動きがしやすくなります。
この鍛錬法はシンプルに、いついかなる時も呼吸を変えない。
これにつきます。
簡単なようで難しいもの。
人は困難に直面すると、呼吸が止まります。
これで身体も思考も止まってしまうのでこれが良くありません。
「常に呼吸を循環させましょう。」
僕の講座でも1、2を争うくらい伝えることの一つです。
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