映画「カメラを止めるな!」風にタイトルを付けてみました(笑)ただしこの地球上で生きていく上でとても大切なことです。そして多くの人が呼吸を止めています。ここについてお話ししたいと思います。
主催する立芯道場での一コマ
「呼吸が止まっていますよ(笑)」
と伝えることは1回や2回ではすみません。
どういうことかと言いますと人は力を入れようとしたり、考え込んだりする時に呼吸を止めてしまう癖があります。
止めるといっても数秒程度ですが。
そして、ほとんどの方が自身で呼吸が止まっていることに自覚症状がありません。
ここが隙でもあり間でもあるので、人に教える方々は呼吸にフォーカスして流れる様に伝えてあげると物事が上手くいくと思います。
呼吸を止めれば死んでしまいます。
子供でも知っている事実ではありますが、数秒程度止めていても身体には何も影響がありません。
多少の息苦しさは感じるものの、自身では止めている自覚がありません。
上手くいかない、
どうすればいいのだろう、
こうした方が良いかななど
思考が絡まってしまうにつれて、
息が浅くなり回数が減ります。
結論から言うと上手くいきません。
なぜなら呼吸を止めることは自然ではないからだと思います。
こと身体操作の探求において、自然体というものはとても重要な部分になります。
僕の考える自然体とは、自分自身の身体を100パーセント活用することです。
呼吸を止めてしまえば、そのパーセンテージは確実に下がってしまいます。
なので難しいことは何も考えなくて良いのでとにかく呼吸は止めないように。
それだけで心地良く動くことが出来るようになるでしょう。
その先の話としては、
呼吸を「円」で行う。
そうすることで吐くと吸うの境目がなく呼吸を循環させることが出来ます。
そうなれば動作にも繋ぎ目がなくなります。
こんな世界も面白くてお勧めします。