身体的自由

変化を恐れないこと

ホメオスタシスという概念を知っているでしょうか?生態は何か変化が起こると、それを元の状態に戻そうとするために、様々な変化が起きるという恒常性のことを言います。今回はこのことについて書きたいと思います。

変化しようとすると、元もに戻そうとする目に見えない力が働く。

これは、

身体でも、心でも、環境でも変化する時にはほぼ確実に戻そうとする力が働いてくる気がします。

環境を一気に変えると、より戻しがきたりします。

例えば

以前いた心地良い空間が無くなって寂しいと錯覚したり、

急に運動をすると、身体が必要以上に悲鳴を上げてもうやらなくて良いという理由を作ろうとしたりします。

環境を変えることは、大きい意味では生物が生き残るために必須なモノではありますが、

こと小さい視点で見ると、変化することはストレスだと感じやすかったりします。

だから環境を変えようとした矢先に変えることを辞めてしまったり、諦めてしまうことがあります。

これはそういうモノだと理解していれば、手懐けることが出来るものなのですが知らなければ変化をしないという方向に流されやすくなってしまうなかなかの強敵だと考えます。

そこでお勧めなのが、ゆっくり小さく変えていくことです。

本能が気付かないくらい、無理をせずゆっくりその変化を施す。

変わってないのではないかと錯覚するかのように。

そうすると気づいた時には、変化が完了しています。

完了していれば、その状態から変わろうとしても完了した良い方に戻そうとするのでずっと向上していけるという寸法です。

変化することを恐れない。

それは変化すると戻そうとする力が働くことが当たり前と思うことで解決出来るものです。

ぜひ試してみて下さいね。