もし、あなたが「大和魂」という言葉を聞いて、古風な精神論や、遠い昔の物語だと感じたなら、それは少し違うのかもしれません。
わたしは、この言葉の中に現代を生きるわたしたちが最も必要としている本質が隠されていると感じています。
大和魂とは、決して特別な力ではありません。
それは、たとえどんな困難に直面しても、外側の環境に左右されることなく、自分自身の中心にしっかりと立つ力。
そして、他者のために尽くす、温かい心のことを指すのだと、わたしは考えます。
わたしが「一日一立(いちにちひとたち)」という稽古を通して追求しているのも、まさにこの大和魂の本質です。
ただまっすぐに立つことで、わたしたちは、身体の軸を定めるだけでなく、心の軸も定めていきます。
そうして「肚(はら)」が定まった時、
他者を思いやり、社会に貢献したいという、真の「情け」が自然と湧き上がってくるのです。
大和魂は、昔の物語ではありません。
それは、今を生きるわたしたち一人ひとりの心の中に、静かに、しかし力強く宿る精神です。
立つことから始まる、あなたの生き方の再生は、きっとその魂を呼び覚ます、最初の一歩となるでしょう。
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