天地開闢とは、古代の神話や宗教において、世界が最初に作られた瞬間、つまり宇宙が始まったときを指す表現です。具体的には、天と地が初めて分離し、世界が形成された瞬間を指すとあります。無いものが有るようになった瞬間、世界は一変します。このことについて、現実社会で起きた一個人の天地開闢を書きたいと思います。
身体的自由を獲得する。
これが僕にとっての始まりでした。
生活するにしても、
運動するにしても、
仕事をするにしても、
遊ぶにしても
全てにおいてに土台は身体そのもの。
どのような良いことを言われても、
どのような楽しいことをしていても、
身体が透き通っていないと、何かが違う感覚。
身近な方々にはよく話すことですが、子供の頃は本当に無敵でした。
何が無敵かと言いますと、
体力が無限、
ボールが飛んでくるところが分かるような予知、
木や崖などを登るところが見える、
やろうと思えばなんでも出来る、
そんな無敵状態で過ごしている時期が子供の頃確かにありました。
それが今思えば身体的自由を既に持っていたと認識出来ます。
ですが、
この感覚は成長と環境のために、見失うことになります。
ここからが大変だったなと今でも思い出されます。
思う様に身体が動かない。
ということは、
心も上手くコントロール出来ない。
チグハグ感が大きかったので、やりたい事をやっても空回りは日常茶飯事。
大人になってもその状態は続き、もう戻らないのだと諦めかけていました。
そんな時、
僕にとっての天地開闢がありました。
ゼロがイチになった瞬間です。
この世界で生きていくと腹が据わり、心配することなく進んでいける確信。
この身体を楽しんでいける手段を知り、その目的地を知ることが出来たその体験はそれからの人生を大きく変えた出来事でした。
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