何度も説明したいことの一つとして、子供の頃の身体感覚を取り戻すことがあります。元の身体の素晴らしさを知ってほしい。その為には先ずは体験が1番。その次には知識があれば良いと思いますので、説明していきたいと思います。
何かを忘れてしまっていることに気付いたとき、思い出せないと気が気でなくなったりはしないでしょうか?
ぼくはあります。
対策として、
忘れてはいけないと思ったものは、
思い付いた瞬間に書いて残す。
そうすることで、忘れないようにするという労力を極力無くして対処しています。
しかし、
まぁいいかと諦めてしまえば特にどうということなく、ふとした瞬間に思い出すこともあれば忘れたまま一生過ごすこともあるでしょう。
今回ここで話したかったことはこの意識の忘れではなく、身体についても忘れていることが多々在るので思い出してもらいたいと思っています。それではまず何を知らなければならないのかということを考察してみたいと思います。
身体について忘れていることとは?
記憶が残る前の、
筋力がつく前の、
大人という絶対的に敵わない時の、
そんな時代の身体の使い方のことを指します。
おそらくは誰もが通るであろう幼少期。
小さい身体で、それでも全身全力で遊んだ幼き日々。
加減も知らず、それでいてスタミナは無尽蔵、時間の感覚もなく動き続けてられるあの感覚。
今目指しているものは、
アレに近づきそしてアレに戻ること。
大人になり、一定の歳を超えると体力が衰えていく?
ある意味正解で、ある意味不十分な解答だと考えます。
そして、
それでは達人には到底辿り着けない。
上手くなるとか、
老獪になるとか、
そんな話ではありません。
全身全霊でことに当たる。
これを精神論ではなく、
肉体で行い続ける。
それが理想の目的地。
筋肉を鍛える。
それも一つの解答だと思うが、
今回はそれ以外のもの。
今在る身体を100%活用すること。
このことにフォーカスします。
「それでも昔みたいに動かない」
そんな声が聞こえてきそうですね(笑)
動かないのではなく全力で動かしていないから、身体が正しい動きを忘れてしまっているだけ。
現に二十歳の時より、四十を越えた今の方が遥かに楽で大きな力を出すことが出来るようになりました。
リアルに当時より身体のことを知っています。
もちろんそのために何もしていないことはありませんが、そんな方法もあるというとをどうか知っていて欲しいと願っています。
何事も始めるにも遅いことはありません。
向上し続けることは、
現実に可能です。
それはそんな人間が存在するということで証明されると思っています。
そんな出逢いはやはり幸運だったと思う。
今度は証明する方にならなければと思ってきました。
それにしても、
どれだけ歳を重ねても出来ないことが出来るようになることは楽しいものです。
いまだに仲間と和気藹々時間を過ごせるなんて若い時にはあまり想像していなかった大人の時間。
大人は楽しい。
経済的にだけでもなく、
精神的にだけでもなく、
肉体的にも全てにおいて
楽しんで生きられる。
おそらくは死ぬまで
この時間は続くでしょう。
人生で今日が1番若い日。
楽しみましょう!