達人とは、学問や技芸の、ある方面に非常にすぐれた人のことをいいます。その中での武術の達人をこれから量産していくことが僕の使命であると考えています。このことについて書きたいと思います。
達人の養成。
なぜそうしたいのか結論から話したいと思います。
それは、
身体のことを何も知らずに、
引退していく人、身体を壊す人、亡くなっていく人。
こんな人を心の底から無くしたいと思うからです。
この身体は100%使えていて、あとは最新の技術を覚えるだけ。
それが出来なければ1番にはなれずに途中で諦めてしまう。
そんな人をどれだけ身近で見てきたでしょうか。
今でも一所懸命やりつつも、どこを目指して良いか分からなかったり、目指す道筋も分からなかったりする人は後を絶たず道に迷っては何かを求めているように感じます。
兎にも角にもまずは
自身の身体を知ること。
それがどの世界でも先に行くための1番の近道だと考えます。
勝負の行方は時の運です。
ですが、
その勝負を行う前の前提で、自身の100%を本当に使っていますか？というところを声を大にして言いたいと思います。
そうでなければ悔いが残ると思いますし、まだまだやれたという後悔が残ってしまうかも知れません。
ましてや武術という世界で言えば、護身があり、負けたら大事なモノが護れないという世界でもあります。
やり直しはありません。
にも関わらず十二分にも修練を積んだにも関わらず身体が使えていないとしたら、それは伝える方に責任があると考えます。
世間一般にはお世辞にも達人と呼ばれる様な人は少ないと思います。
ただその身体操作は、最小限の動きで最大の力を発揮することができる超効率的な生き方そのものになります。
戦いなどしなくとも、その汎用性は無限だと思っています。
だからこそ、少しでも興味のある人には知って会得してもらいたい。
そのための道を作ることが僕の仕事です。
達人を養成する。
そんな仕事はあまり見たことがありません。
それ故に挑戦であり、見たこともない世界がないのであれば自身で作り上げたいと思います。
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