現状維持はむしろ難解

登り続けること、向上し続けることは時に面白く時に簡単だったりします。

反対に転落する、何もなくなることもやろうと思えば簡単にそうなります。

それとは別に現状維持となると上にも下にも行かず、ずっと同じという状態を続けるということは実はとても難しいものです。

ことビジネスにおいても同じことが言えます。

生き残るためには稼ぎ続けることが必須事項ですが、ずっと維持で良いと思った時点で新しい風は吹かず少しずつ衰退していくものだと感じます。

それをなんとか維持する分だけ頑張るのは、労力的にはとても大きいエネルギーがいるでしょう。

常に進化して前に進む姿勢は、大変な様に見える時もありますが前に進む足を止めない限り進み続けることは容易になります。

この感覚を姿勢や身体操作に落とし込むと、力加減で考えると常に同じ力、同じ速度というものはとても難しいものになります。

力の加減ではグッと力を入れたり、フッと脱力することは誰にでも出来るでしょう。

問題なのはその力を一定にし続ける加減です。

スピードに関しても等速度で動き続けるというものは高等技術になります。

こちらはビジネスとは違って、現状維持の難しさを習得すれば一般には出来ない身体操作を手に入れることができるでしょう。

どちらにしても

現状維持が難しいという本質はどんな分野でも同じだということです。

だからこそどうするか？という部分は分野や用途により対応することが望ましいと思います。

立芯《旅する姿勢家》

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出来るか出来ないかの世界は、残酷でもある