30年前の阪神大震災を経験しました。
地震直後に「あ、死んだ」と感じた瞬間があり、死ななかったことに対して途轍もなく幸運を感じました。
生きてて良かった。
十代であの体験があったからこそ、そこからの生き方は一変したことを今でも覚えています。
1番の学びだったのはリアルで自分が死ぬことがあるということが本質的に理解出来たことです。
当たり前といっては当たり前なのですが、それまでは「死」に対してのイメージが全然出来ていませんでした。
「いつか死ぬ」ことに加えて、「絶対に100%死ぬ」それは今かもしれないし、50年後かもしれない。
ただただそれだけのことです。
だからこそ
「今」を直視する癖が付きました。
今のところ生まれ変わりも半信半疑なため、今生でやりたいことは全てやりきる所存です。
死ぬことは不思議ではありますがそのままで受け入れた時、生きる活力は無限に湧いてきます。
今、生きていることを実感出来るからです。
生きている実感がない人、意図的に生命の危機を作り出してみてはどうでしょうか?
運動などで動けなくなるまで動き続ける、ただただ一時的に息を止めるだけでも身体や呼吸の大切さを感じるものでしょう。
毎日が平穏なことは良いことです。ただ生きている実感が湧きにくいことも事実です。
今生きているのならば、ぜひメリハリのある人生を。
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