健康的自由

立つ瞑想

多くの人が「瞑想」と聞くと、静かに座り、目を閉じ、呼吸に意識を向ける姿を思い浮かべるでしょう。

けれど、瞑想は座ることに限られません。

わたしにとっての瞑想は「立つこと」にあります。

静かに立ち、呼吸を整える。

重心を感じ、足裏に地面を受け止める。

肩の力を抜き、背骨を空へと伸ばす。

その一つひとつが、すでに深い瞑想なのです。

立つ瞑想には、座る瞑想とは違う特長があります。

それは「現実と直結している」ということ。

立つというのは、生きるために必ず行う基本の姿勢。

その姿勢のまま心を鎮めれば、日常と切り離すことなく、

その場その瞬間で静けさを得られます。

武術の達人たちもまた、立つ姿そのものを修行の中心に据えてきました。

敵に背を向けず、いつでも動ける準備をしたまま、心を澄ます。

立つ瞑想は、まさに「動」と「静」を同時に育てる稽古です。

1日1立。

たとえ数分でも、ただ立つ時間を持つだけで、心と身体は驚くほど落ち着きます。

座る時間が取れない人にも、この立つ瞑想はおすすめです。

今日、ほんの数分。

目を閉じなくてもかまいません。

静かに立ち、自分を見つめる時間を持ってみてください。

その一立が、確かに日常を変えていきます。

立芯《旅する姿勢家》

公式LINEでは、「1日1立」を暮らしに取り入れるヒントや、静かな時間を育てるための考え方をお届けしています。

あなたの日常が、少しでも深く、芯のあるものになりますように。

ぜひこちらからご登録ください。

https://lin.ee/KH3YisY

◎立芯の初出版電子書籍

「世界一やさしい姿勢の極め方」

↓Amazon直リンク↓

https://amzn.asia/d/epZmi3p