身体的自由

筋トレ至上主義からの脱却

筋肉トレーニングをしないのですか?とよく質問を受けます。答えとしては、俗にいう筋トレは全くしていません。この事についてなぜ行なっていないのかを書きたいと思います。

最初に前提として、筋トレ自体を否定したりする意図は全くありません。

僕の目的の中に筋トレが不要だけなのであって、世の中の全ての人がしない方が良いなどとは考えてもいないことをまず始めに伝えておこうと思います。

その上でなぜ筋トレを行わないのか。

それは僕自身の目的が、今あるこの身体を100%活用出来ることを目的としているからです。

本来動物としての筋力という力は、遅かれ早かれ年々失われていくものだと考えています。

なのでそれに頼りきる活用方法は、年々衰えていくと考えられます。

そこで求めたことは、

一部の武術に伝承されている力の要らない身体操作。

これらを手に入れることが出来れば、力のみに頼ることなく死ぬまで成長していけると20年前に確信しました。

なのでそこから筋力に頼ることを一切止め、筋トレの類いを全て排除して1秒でも早く筋力のない世界を身に付けたいと行動し始めました。

それで今に至ります。

力に頼らないとどんな世界が観えるのか?

それは自分自身の力以外の力が利用しやすくなります。

重力

遠心力

慣性の力

これらの力は我が強いと使えません。

もっと具体的に言うと、自身の力を使ってしまうとこれらの物理法則が発生しないので力に頼らざるを得ないことになってしまいます。

だからその質量を少しでも上げるために、張力の力を上げるために筋トレをするのではないかと推測します。

けれども筋力の力だけでは、先に上げた感覚には反応が出来ません。

身体を全て使い切るには身体を全て使うことをし続けることが最適解です。

筋トレのようにあらゆる部分を別々に鍛えては連動がままなりません。

なので目的によりますが、

身体全身を使うことを目的とするならば、筋トレからの脱却は必須事項になります。

やらない恐怖感は身体の進化に合わせて薄れていずれなくなります。

残った先には

健康的な身体と、

軽やかな身体操作の世界を体験する事が出来ます。

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