反り腰は良くない。
そんな声を最近でこそ聞くことが多くなった様な気がします。
けれどもやはり、
背骨のS字カーブは揺るぎない常識の様でスポーツの世界でも、医術の世界でもまずはここからが良い姿勢の出発点のようです。
そう習うから。
そう医学書に載っているから。
みんなそうしているから。
だから正解！
とは限りません。
どの世界でも超一流の方々の姿勢を観察すると、その様な姿勢をとっている人は少ないのです。
要は普通の人と違う姿勢だからこそ、違う結果が出ている。
一つの証明として、超一流の選手と同じ姿勢で動いてみると全くの同じ動作になります。
力の無い動きが躍動し、軽く動くだけで大きな力が出るという武術の身体操作に近付きます。
それくらい姿勢というものは、深くて面白いものです。
その出発点として、
今年は背骨のS字は改善しなければならない！と声を大にして伝えます。
常識はずれだと言われます。
聞いたことがないと言われます。
ですが
脱・背骨のS字カーブの姿勢は、体験をしてもらうと多くの方が理解してくれます。
その原理は分からずとも、その方が人として自然だということは感じてもらえます。
その鍵は骨盤後傾。
それは上半身と下半身を繋ぐ橋の役割になります。
全身の力を使うということは、このことを指します。
全ての人にこのことを知ってもらいたい。
選択肢を増やすことで、可能性が拡がります。
姿勢の正解は一つではなく他にもあるとしたら。
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