何事もほどほどが1番。歳を重ねるにつれて、その言葉の大事さが身に染みるようになってきました。その中でも腹八分目と呼ばれるものは実生活において重要だなと思っています。そして、その概念が呼吸の方にも通ずるところがあったので書いてみたいと思います。
腹八分目とは
言葉通り食事を満腹まで食べずに、八分目くらいで終えるというものです。
若い時には、本当に限界を超えて食していたなと懐かしく思い出されます。
そのあとの膨満感。
身体や思考の途切れ。
すぐに動き出せない身体は、それだけで負荷が高かったのだろうなと過去を反省するばかりです。
今でもそれなりに食べる時はありますが、基本は無理をしない。
そう心がけており、そもそも昔からの腹八分目という言葉が本当に真理だなと思う今日この頃です。
ふと呼吸について物思いにふけていたときに、この腹八分目のところと重なるインスピレーションがありました。
それは、
吸いきらず、吐ききらず
その間を循環させる。
僕自身の呼吸は、止めないことが第一で、その次に伝える時には循環という言葉をよく使っています。
イメージはあるのですが、言語化はあまり出来ていませんでした。
それが腹八分目と合わさることにより、あと少しで呼吸の妙が理解出来てきました。
何事もほどほどに。
食事もトレーニングも呼吸もです。
若い人にはこの感覚は伝わりにくいかもしれませんね(笑)