自分を変える

変化を起こす対象として、自身を変える方が良いのか相手を変える方が良いのか。

個人的には自身を変える事が一番手っ取り早く変わる事が出来ると考えます。

そしてその結果相手も変わる、と。

これは意識だけの問題ではなく、身体と身体の物理的な関係でも同じ事が言えます。

力を入れれば相手も入れる。

逆にリラックスすれば相手もリラックスする。

とても簡単な仕組みです。

何気なくそうしても結果そうなるものなので当たり前と言えば当たり前なのですが、この事を知った上で活用することをお勧めします。

スポーツでも、療術でも、社会の人間関係においてもです。

武術に関しては利用する事が極々普通なので、ある意味で気持ちが良い程の卑怯の極みだったりします。

武術はそこが面白いところだったりしますが。

稽古の中身は、今までの自分を変えることが全てです。

自分だけの知見や技術では何処まで行ってもそこまで止まりです。

想像の遥か斜めの叡智がそこには存在するので、これを知って実践することでとても楽しい人生が謳歌出来ます。

戦いだけの話ではありません。

スポーツのような運動でも、

療術のような健康思考にも、

日常生活で最も大切な人間関係においても充分に応用が可能なものです。

押せば押される、

引けば引く。

その原理をよくよく理解する必要があります。

何事も上手くいかない時は、自分自身が変わる必要がある時です。

自身が変われば世界が変わることをいつでも思い出すように修練していきたいと思います。

立芯《旅する姿勢家》

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時代が選ぶこと