近年汗をかくことが少なくなり、身体が錆びついているような感覚がありました。こんな時に行なっていることを書きたいと思います。
毎日行なっている鍛錬と呼ばれる部類のものは、あまりにも習慣化され過ぎているので汗をかいて頑張るというものではとうになくなっています。
身体感覚としては進化はしていますが、それと汗をかいて身体を循環させるとうことは別だと考えます。
人の身体というものは面白いもので、車なんかと同じで使っていないと錆びていき、いざ大きい出力を出そうとしても出しきれない身体になってしまいます。
流れない溜まった水が淀むように、オイルがドロドロになってしまうように、身体も同じです。
使い続けるからこそ、良いパフォーマンスを出し続けることが出来ます。
ただ錆を取るために、動き続けることが1番良いかと聞かれるとそれらそれで弊害もありますよと答えるでしょう。
正確には正しい動作を行い続けること。
この表現がしっくりきます。
汗をかくからとガムシャラに動き続けてもしっかりかく事は可能です。
ただし、それが汗をかいて疲れる以外の利点が特に見当たりません。
むしろそれが身体にとって悪い動作であるならば、怪我や疲労に繋がってしまいます。
どうせやるなら、正しい動きを幾度と繰り返し、その過程を経て良い汗をかくことをお勧めします。
一粒でニ度美味しいというアレです。
療術の世界でも身体の錆をとるという表現は幾度となく聞く表現です。
小月がズレた日々の生活習慣を見直し、これからも錆をとっていこうと思います。