人生論

道具が進化した分、身体が退化した理由

ヒトが使用するあらゆる道具は日進月歩で進化しています。

例えば靴のような身近なものから、登山に使うような高度なスキルを要する道具まで様々ではあります。

けれども

その進化は、身体を上手く使えなくても使えるようになるというようなものが多いような気がするのは僕だけでしょうか。

要は誰でも使えるようになったということです。

これはこれで多くの需要があり、使えなかった人が使えるようになることで便利な世の中になるという良い側面があります。

しかし一つだけ懸念があるとしたら、道具が誰でも使えるようなものが増えたことで身体感覚を極限まで高めてきた職人さんが極めてきたような技術や感覚が薄まってきているという点です。

道具に頼りきってしまった現代では、その道具がなければ身体が上手く使えない。

そうとも捉えられます。

性能の良すぎる靴や布団なども疑問符がつきます。

靴のクッションが性能抜群なため、本来衝撃がかかる足の繋がりを不必要としてしまったり

寝る時の布団が身体を整えてくれるため、自分自身での身体の調整をしなくなってしまったりしている現状が少なからずあります。

頼り過ぎて、依存してしまい、身体がそれに甘えてしまっているという話です。

本来動物であるヒトも自然治癒力があり、この地上で生きるための能力は既に備わって生まれてきています。

しかし、

その能力を普段から使わなくなればなるほどに、それは劣化し廃れてしまうでしょう。

そのことでデメリットがなければよいのですが、不定愁訴という症状として現れていることが問題ではないかと考えます。

運動不足。

これはスポーツなどをしていないことだけを指すのではありません。

本来使うように出来ている身体の能力を日常生活で使わないこと自体が、運動不足なのです。

科学文明は偉大です。

それにより救われている人がどれだけいるか計り知れません。

ただ人体の身体の能力のことだけをとれば、あまりにも身体を使わな過ぎることは健康面で疑問符が付いてしまいます。

何事もバランス。

頼る部分と自立する部分。

身体を全て使うということがどれだけ心地の良いものか、多くの人に知ってもらいたいと思います。

立芯《旅する姿勢家》

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