身体操作の面白さの中に、上手く身体を連動させると相手が思っている以上の大きな力を伝えられるというものがあります。今回はこのことについてのヒントを書きたいと思います。
力を伝える。
それだけでも無数の方法がこの身体には存在しています。
その中の一つ。
動きの隙間を無くすについて深掘りしていこうと思います。
手で物体を押す。
そんな単純な動作の中でも、身体の中では撓みが出来ます。
肘が、肩が、腰が、膝が、足首が、足指が緩んでその力を逃そうとします。
その結果が押す力に反映されています。
撓むということは力が逃げているとも言えるのでより大きな力を出す分には無駄が多いとも言い換えれます。
その無駄を無くす身体方法があるとしたら、知りたくはありませんか。
連結部分の遊びを極力無くし、100伝えたい力を100伝えることが出来たなら。
100の力が60%や70%の力に落ちてしまう使い方をしていると、大きな力が必要な時に元々のさらに大きな力が必要になるということです。
燃費の悪いエンジンの様な、バッテリーをかなり食うスマホの様なイメージです。
撓みを無くす身体を手に入れると、撓みのある身体と両方使える様になります。
この元々ある身体を2倍上手く活用出来るということです。
これは義務教育では教えてくれません(笑)
スポーツの世界でも、武道の世界でも、やっている人はやっている、知らない人は一生知らないモノでもあります。
指導者と呼ばれる方には、この用法は知っておいてもらいたいことの一つです。
なぜならば、より結果を求めるために今より大きい出力が必要となったとき、筋肉を身体を大きくしようと考えがちになるからです。
一時は効果があるかも知れませんが、その先は苦痛な動作の繰り返しと、身体の故障に繋がりかねません。
これを無くすには、
この身体の使い方を先ずは本気で知ろうとすることが大切です。
身体を知る。
それから各々の道のりを極めていく。
順番としてはこれが最適解だと思います。
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