前回のブログでの骨盤を立てるとことを指導しない理由の一つが猫背になるという問題だと考えます。なぜ猫背になるのか、またその解決策は?今回はこのことを書きたいと思います。
人に限らず、この地球上に立つ全てのものはバランスをとりながら存在しています。
なぜならば、真下に重力が掛かっているためバランスを崩すと「立つ」ということが出来ないからです。
ヒトの身体も例外なく、前後左右にバランスをとって生きています。
バランスをとるという動作は運動中などにおいて反射的に行うことの他に、姿勢に関しては自動的に行なっているものもあります。
例えば頭が前に傾けば、前に倒れない様に腰が後ろに位置します。
これがお辞儀の時の姿勢バランスです。
お辞儀をして前に倒れそうになるのは、赤ちゃん位ではないでしょうか。
基本的には姿勢の変化ぐらいは自動でバランスをとっています。
このことから、骨盤を立てるという動作を行うと後ろ側に重心が動くため、バランスをとるために胸部付近が前に出ます。
これが猫背と呼ばれる状態です。
座っているお年寄りの背中の丸まったイメージでしょうか。
骨盤が立ち、腰から背中の真ん中に掛けて力が緩んでいる状態は良い状態です。
ですが猫背のように、胸部より上部が前に出てしまっている状態は惜しい状態です。
胸を起こして、顎を引く。
骨盤から背骨を真っ直ぐ上に立てて、その真上に頭部を乗せる感覚。
これが武術のいう最高の姿勢になります。
自然と力みが抜け、全身が繋がり、いつでも大きな力が出せる姿勢。
これが理想であり、全ての身体操作の先にあるものだと断言します。
健康体であり、自由に動き、それが常に向上していく身体の獲得。
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