姿勢を正すことの最初の鬼門は骨盤を立てることです。なぜ鬼門なのかはまたあとで書くとして、ここが腑に落ちるか落ちないかでその先の人生が大きく変わります。今回はこのことについて書きたいと思います。
骨盤を立てる。
この動作は特殊でもなんでもなく、古い武術を習うと１番最初に習うことの一つです。
その意味は背骨のＳ字カーブを無くすこと、これに付きます。
これがまず様々な方面からの反発をくらいます。
世間の常識では、反り腰にならないくらいの背中の反りが良いとあるからです。
ですが、骨盤を立てるこの武術の姿勢は運動面だけでなく健康面にもメリットしかありません。
むしろ背骨がＳ字カーブの姿勢で一流の人を見たことがないくらいです。
その実証方法は、この２つの姿勢を両方比べてみることが１番です。
片方だけしか知らなければ比べることが出来ません。
これがとても勿体無い。
骨盤を立てた姿勢は、
呼吸が深くなり
身体の余計な力が抜け
上半身と下半身が繋がり
おまけに
達人のような技術が自然に使えるようになります。
全身が繋がることは、小さい力でも大きなエネルギーになり
歳を重ねてもいつまでも使える力になります。
骨盤を立てるというと、まず言われることとして顎が前に出て猫背気味になります。
この直し方にも武術のコツがあります。
次回はこの骨盤を立てた先の話まで行いたいと思います。
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