身体的自由

立ち方

『立つ人』として認識されつつある立芯ですが、どの様に立っているかなどはあまり書いたことがなかったのでここで一度書いてみたいと思います。

まず正しい立ち方とはどのような条件が必要か?

それは身体の隅々まで決して無理がなく、それぞれが連動していて、そこに在るだけで心地良い姿勢で立っていることを言います。

これは一般的な立ち方とは基本的に違っていて、その延長上にはないものてます。

これ自体は僕自身が編み出した、というものなどではなく古来の武術には当然のように含まれていたものであり古来の日本でもこの立ち方は普通だった時代があったのではないかと推測しています。

それは書物に残る絵であったり、現代ではありえないような身体操作の当時の逸話であったり、稀に残っている昔のままの武術などにその要素が見えるからです。

足幅は狭く、各関節は適当に緩んでいて、骨盤は立ち、背骨は真っ直ぐに、首はすわり、肩肘は張らずに、指は滑らかに。

部分で考えいては立つことの全貌は見ることができません。

全ての要素が必要であり、全てが連動して、全てが緩んでいる状態が理想の立ち方です。

ではそのような『立ち方』がどうしたらできるようになるか?

それは『立つ』ことをすることです。

野球が上手くなりたれば野球をすれば良いし、ゴルフが上手くなりたければゴルフをすれば良いです。その競技に必要な筋肉は、その競技をすれば身に付きます。

立ち方を極めたければ立つことをすれば良いだけというシンプルな理屈です。

立ち方を知る、だけでは立つことは身に付きません。

野球のルールブックだけを読んで上手くならないことと同じです。

本当の正しい立ち方を知っていますか?

立ち方を練習したことがありますか?

おそらくは無いと思うので、そこから始めたいと思うならば大和の姿勢講座の扉を叩いてみてください。

立たなければ、立つことは理解できません。

立ち方を知らなければ、立って何かをすること全てがまだまだ未完成だということになります。

成長したい、活躍したい、健康に生きたいと望むならば立ち方を知ってください。

まずはここから始めましょう。

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