健康的自由

些細な変化を見つける方法

前提として、身体の変化は毎日、刻一刻と変わっています。

調子の良い時や悪い時といった、なんとなくの感覚はあるかもしれません。

しかし、常に良い状態、元の状態に戻すということをしていかないといけません。

一度悪い方に転がって、そのまま放置してしまうと、元の状態に戻すことは難しくなります。

例えば、歯医者の予防歯科というものがあるように、虫歯の原型となるものを早く見つけてしまえば、少しの治療で治ったりするものです。

しかし、痛くなってから、あるいは激痛になってから通った時にはもう手遅れで、歯を抜かなければいけないといったことが起きてしまいます。

身体操作も、全くそれと同じです。

ちょっとした変化。

ちょっとした疲れ。

ちょっとした異常。

これらをその場で確認して、できればその時に改善することが、長い人生を歩んでいく上で必要なことになります。

では、それに気づくにはどうすればよいか。

その方法の一つとして、毎日同じように身体を見つめ直したり、確認したりするという作業を行うことがあります。

しかし、時間がなかったり、忙しくて関心が持てない状態が続いてしまうと、その些細な変化に気づくことが難しくなったりします。

そこでおすすめしたいのが、僕自身も行っている「立つ」ということです。

これは、自分自身の毎日の感覚を知るという意味でも、とても有効です。

動きながら、生活をしながら身体を見るということは、なかなか難しいことではありますが、一日のうちに数分でも立ち止まることによって、自分自身の感覚を取り戻すことができます。

そして変化に気づき、それを修正する。

些細な問題のうちに修正するということが非常に大事なので、この「毎日行うこと」と「毎日同じことを行うこと」は、些細な変化を見つける上で、とてつもなく理にかなっている手段になります。

施術を勉強しているとき、「毎日、人の身体を触りなさい」という教えがありました。

それは、相手の具合が悪いところだけを触るのではなく、正常な状態や、いつもと同じ状態をずっと触り続けることによって、ちょっとした異常を感知する感覚を身につけるため。

そういった意図で、毎日身体に触れることが勧められていました。

今回の話も、これと全く同じ考え方です。

他人の違いを見ることも大事ですが、まずは自分自身の変化に気づかなければなりません。

後々、身体の崩れは心の崩れにつながり、一旦崩れてしまうと、それを元に戻すまでに膨大な時間を要してしまう場合があります。

日々、必ず自分の時間を取り戻しながら、より健康に、より楽しく、より好きなことができるように、一歩ずつ進んでいくようにしましょう。

あなたの日常が、少しでも深く、芯のあるものになりますように。

立芯《旅する姿勢家》

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