ここで言う「普通」とは、本来の身体、本来の姿勢、本来の生き方のことです。

これを普通とするならば、今現在がそうではないとしたときに、その方向性へ進むためには「何かを増やす」のではなく、「取り戻す」という発想で行うことが望ましいと、僕は考えています。

なぜならば、シンプル・イズ・ベストだからです。

付け足すことで何かを補おうとすると、どこまで行っても足りないという思考が働きます。

そうなったときに、一生それが満たされることなく突き進んでしまい、そこで迷ってしまう人は多いと考えます。

そこで僕からの提案は、普通を取り戻すことです。

自分自身が生まれてきて一番最初に持っていた、「天然の身体」に戻すこと。

それによって、これからの人生の生き方、あり方を取り戻すことが可能になります。

ただ、その普通を取り戻そうと思ったとしても、その手段として具体的にどうしていくかというところが、一番難しいと考えます。

答えとしては、シンプルなことです。

それを取り戻す際、「動くか動かないか」で言えば、動かない。

一番シンプルで、止まっている状態、つまり一番簡単に止まれるところがそもそも違うのであれば、それを取り戻すことは難しい。

「動く」というのは、応用です。

ですから、まずはこの流れで身につけていきましょう。

止まった状態、つまり「立つ」ということを繰り返す。

その連動を高めていき、本来の身体を取り戻す。

そこから、応用していく。

この順番が、本来の身体、本来の姿勢、本来の生き方を取り戻すための、一番シンプルで確実な道だと、僕は考えています。

あなたの日常が、少しでも深く、芯のあるものになりますように。

立芯|身体の土台をつくる姿勢家