今回のバケツの穴を塞げとは、どれだけ努力してもその成果が漏れでてしまうのならばなによりもその穴を塞ぐことが先という話です。
努力というと抽象的なので、分かりやすくお金の話で例を挙げます。
収入と支出で考えると簡単ですが、収入より支出が多ければお金はマイナスとなりいずれそこをつきます。反対に支出より収入が多ければ多かれ少なかれ必ず増えていきます。
ということは支出がしっかりと管理されて少なければ、究極支出がなければほんの少しの収入でもお金に関しては右肩上がりの人生になるということにです。
この考え方は何にでも応用出来ます。
お金の世界に関わらず、身体でも、精神でも、環境でも最初からみなハンデがあります。
才能であったり、身体の大きさであったり、性別であったり。
この部類は収入にあたり、ここはコントロールできるようでなかなかに難しかったりする分野です。
生まれつきなんてものは影響の輪の外の話ですね。
それに比べて支出にあたる部分は、どうするかは自分自身で決められる範囲です。
僕にとって『身の丈に合う』という言葉はとても前向きなもので、今在るものをフルに活用するという意味に捉えています。
支出に当たる部分。身体をどう使うか、何を活かすか、どの様に大切に扱うか。
これは自分の影響の輪の中の話です。
ここをきっちりと押さえた上で戦略を練る。そうすると地に足を着けた思考ができるようになります。
夢を叶えるにも、まずはそれを逃すことのなくなる土台です。
当然お金を稼ぐことも、好きなことや目的を叶える上で必要であればしっかりと管理することがバケツの穴を塞ぐことに繋がることです。
まずは出ていくものを管理する、つくづく必要な行動ですね。
立芯《旅する姿勢家》
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