何事も、頭でばかり考えていると、知らず知らずのうちに、わたしたちの思考は固まってしまいます。
解決策をどこか遠くに探したり、正解は一つしかないと思い込んでしまったり。
しかし、時には「感覚に委ねる」ことも大切です。
わたしが伝えている「一日一立(いちにちひとたち)」も、まさにこの感覚を呼び覚ますためのものです。
ただまっすぐに立つ。
そのとき、足裏に感じる大地の感触や、頭のてっぺんから天に向かうような伸びやかさ。
それらは全て、身体が教えてくれる「今ここ」の情報です。
この純粋な感覚と向き合う時間が、わたしたちの「肚(はら)」を定めていきます。
頭で考える「べき」や「正しい」を手放し、自分の内側から湧き上がる感覚を信じる。
そうすることで、思考の枠組みが自然と外れて、頭が柔らかくなっていくのを実感できるでしょう。
人生とは、決して一つの道だけではありません。
感覚に委ねることで、これまで見えていなかった選択肢や、
新しい自分自身の可能性に気づくことができるはずです。
あなたの「肚」の声を、今こそ聞いてみませんか。
立芯《旅する姿勢家》
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