昔、武術の稽古中にどうしても理解できなかったことがありました。それは、師の突きは確実にこちらに当たるのに、自分の突きは相手に全く届かないという、非常に不思議な現象です。
目の前で起きていることを見ても、激しい動きはないのに一方的にやられてしまう。その世界に魅了されつつも、自分も身につけられるものなのかと、途方に暮れたことを覚えています。
今では、その現象を自分でも再現できるようになりましたが、それには二つの感覚が重要です。
一つ目は「相手の軸線上にいない」こと。これは物理的な話で、相手の向いている方向や攻撃の線を理解し、そこにいないように身体をズラすというシンプルな技法です。
二つ目は「相手に依存しない」こと。これはより難解な、精神的な要素です。相手に対する意識を手放し、相手の存在に心を囚われないようにする。これが実際には非常に難しい。体はそこにあるのに、相手の存在感を感じさせないという感覚。言葉にすれば「居るのにいない」というものですが、聞くだけではなかなか理解しがたいでしょう。
しかし、この感覚を得た時の価値は計り知れません。どんなに難しい問いにも、必ず答えが存在します。もし今できないと感じても、それはたまたま今の段階でできないだけに過ぎません。つまり、失敗などは存在しないのです。
「相手の軸線上にいない」
「相手に依存しない」
この技法は、実に興味深く、奥深い世界です。
立芯《旅する姿勢家》
僕と一緒に、人生を豊かにする「姿勢」を手に入れませんか?
公式LINEでは、姿勢や身体の使い方に関する特別な情報や限定コンテンツ、イベントのお知らせをお届けしています。
ぜひ、今すぐ公式LINEに登録して、一歩先の充実した人生へ踏み出してください。お会いできることを楽しみにしています!
《立芯の公式LINE》
【立芯公式メルマガ】
https://utage-system.com/r/nLqnCbDYBlRN/register
【X】
【Facebook】
https://www.facebook.com/newgate.reiwa
【Threads】
https://www.threads.net/@risshin2020
【Instagram】
https://instagram.com/risshin2020?igshid=YTQwZjQ0NmI0OA==
【事業の問い合わせ】newgate.reiwa@gmail.com