健康的自由

立ち方が変わると技が深まる

もし、スポーツや武道、あるいは仕事における専門的な技術(技)を、さらに一段階深くしたいと願っているなら、その答えは、意外にも「立ち方」という最も基本的な場所に隠れているかもしれません。

多くの人は、技を磨くとき、手の動きや複雑な手順に意識を集中します。

しかし、どんなに洗練された技も、それを支える土台、すなわち「立ち方」が不安定であれば、その深みや威力は限られてしまいます。

「一日一立(いちにちひとたち)」の稽古が目指すのは、この土台を極めることです。

ただまっすぐに立つ。その行為を通して、あなたは自分の身体の軸を、そして技の「肚(はら)」となる中心を見つけます。軸が定まると、無駄な力が抜け、全身の力が一本の線として技に伝わるようになります。

これは、競技者だけの話ではありません。

たとえば、人前で話すという「技」も、軸の定まった立ち方から生まれる静かな存在感によって、その言葉の深みが変わります。

立ち方が変わると、意識のあり方が変わり、その結果、長年培ってきた技術が、まるで新しい発見をしたかのように深まるのです。

「たゆまぬ一立(ひとたち)に、すべてが宿る」。

あなたの持つ技を、より深く、より本質的なものにするために、まずは、今日の一立から始めてみませんか。

立芯《旅する姿勢家》

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