四月という季節は、何かと慌ただしくなりがちです。
新しい出会い、環境の変化、やるべきことの連続。
気づけば、時間に追われる毎日になってはいないでしょうか。
現代の忙しさは、まるで暴風のようです。
気を抜けば、あっという間に身体も心も巻き込まれてしまいます。
「やらなければ」「間に合わせなければ」と、外の世界に引っ張られて、自分の軸がどこにあるのか見失ってしまうのです。
こうした時代にこそ、大切になるのが「根を張る」という感覚です。
見えないけれど、確かに自分の奥にあるもの。
そこに意識を置いて立てるかどうかで、その後の一歩がまったく違ってきます。
姿勢とは、単に身体の形ではありません。
どう立ち、どう在るかという“生き方”そのものでもあります。
外のスピードに振り回されるのではなく、まず自分の内側に深く根を張る。
それが、どんなに忙しい日々の中でも、地に足をつけて生きるための基盤になります。
武術の稽古でも同じです。
技は、深く立ててこそ冴えます。
慌てて打っても、力が抜け、形だけになってしまう。
姿勢が整い、肚が据わっているときにこそ、芯の通った動きが生まれるのです。
今、あなたの生活にも暴風のような忙しさが吹いているかもしれません。
そんなときこそ、静かに立ち止まって、自分の姿勢に目を向けてみてください。
わたしたちは、立ち方ひとつで、どんな嵐にも倒れない根を育てることができるのです。
立芯《旅する姿勢家》
忙しさの中でも、自分らしく立ち続けるために。
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嵐の中でも、根を張る力を、あなたの中に。
