人生論

人は人、立芯は立芯

相手と自分の境界線は持っていますか?

この境界線を曖昧にしてついつい相手に合わしてしまったりすると、いつもの実力がでなくなってしまいます。

これは武術の技にしても、

施術の感覚にしても、

日常のコミュニケーションでも全く同じ作用が起こります。

つまり境界線を曖昧にすると相手と波長が合ってしまいコントロールが不能になってしまう、反対に言うと相手との境界線をしっかりと引くことで自分自身を律することが出来るということです。

この境界線は肉体面も精神面も両方必要です。

片方だけでも相手に依存してしまえば、それは影響の輪の外の影響を自ら受けてしまうからです。

道徳的なものは一旦置いておいて、相手は相手自分は自分だと捉えて相手がどうなろうと自分は関係ない。

この心境が、実は奥義だったりします。

技が掛かろうが掛かるまいがどうでもいい。

これが手先に伝わります。だから反応させずに触れることが出来たりします。

やろうとしてやると、その意思がしっかりと相手に伝わります。

信頼関係が出来ていれば上手くいく場合もありますがそれだけではありません。

話すだけがコミュニケーションではありません。

攻撃するも治療するも全ては相手とのコミュニケーションであり、しっかりと境界線を持つことで解決することが無数にあります。

その上で相手が自分のことをどう思うかは相手の問題なので、そこは無視で大丈夫です。

こちらからの好き嫌いも自分で決めてOKです。

これは楽なのに結果が出る世界なので非常にオススメです。

ただしやる、やらないは自由です。

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